奈倉 京子(NAGURA Kyoko)

静岡県立大学・国際関係学部専任講師。法学博士。京都文教大学文化人類学科・教務補佐(2009年4月~2010年3月)を経て現職。専門は文化人類学。中国系移民研究、中国地域研究に従事している。

著書

・2012年 『帰国華僑:華南移民の帰還体験と文化的適応』,風響社 総頁数302頁 ★平成23年度科学研究費「研究成果促進費(学術図書)」採択、受給額:1,500千円。
・2011年 『中国系移民の故郷認識:帰還体験をフィールドワーク(京都文教大学文化人類学科ブックレット)』,風響社 総頁数70頁
・2010年 『「故郷」与「他郷」:広東帰僑的多元社区、文化適応』,北京:社会科学文献出版会 総頁数294頁

論文

・2012年 「中国系移民の文化とローカリティ―帰国華僑の文化変容から『華人性』を問い直す―」,『静岡県立大学国際関係学部紀要』第11巻 第1号 pp.57-83(査読無)
・2012年 「中国における華人研究の新機軸」,『華僑華人研究』(日本華僑華人学会)第9号(査読有)
・2012年 「第2世代以降の移民の生活世界から『帰還』、『故郷』を再考する」,『民博通信』No.136 pp.32‐33(依頼原稿)
・2012年 「『母国』に『帰国』した移民から故郷の意味を問う」,『月刊みんぱく』pp.10-11(依頼原稿)
・2011年 「華南僑郷における家族史の観光資源化」,『中国研究月報』(中国研究所) pp.20-35(査読有)
・2011年 「中国人留学生の文化的経験」,『中国21』(愛知大学現代中国学会) pp.1-18(査読有)
・2010年 「由『帰僑之家』活動『僑』網絡的形成」,『ICCS現代中国学ジャーナル』(愛知大学国際中国学研究センター)ISSN:1882-6571(http://iccs.aichi-u.ac.jp/journal.html) pp.301-316 (査読有)
・2009年 「トランスナショナリズムとの対話:日中間を移動する家族の事例から」,『日中社会学研究』(日中社会学会) pp.122-142 (査読有)
・2009年 「『他者』的文化与自我認同」,『広西民族大学学報(哲学社会科学版)』 pp.18-24 (査読有)
・2009年 「跨境的越南帰僑」,『華人研究国際学報』(シンガポール:南洋理工大学中華語言文化中心) 創刊号 pp.73-93 (査読有)
・2009年 「日本からの中国帰国留学生の自己実現と『制約』に関する事例的考察」,『中国研究月報』(中国研究所) pp.1-19 (査読有)
・2008年 「帰僑認同意識的形成与其変遷」,『華僑華人歴史研究』(北京:華僑華人歴史研究所) 第3期 pp.23-33 (査読有)
・2008年 「僑郷特有の家族のあり方と個人の価値観―台山市斗山鎮D村における陳家の事例から―」,『中国研究月報』(中国研究所) 第62巻第9号 pp.20-33 (査読有)
・2008年 「帰国華僑の社会保障:中国広東省台山華僑農場における人類学的調査を通して」,『海外社会保障』国立社会保障・人口学研究所 第163号 pp.98-108 (査読有)
・2008年 「インドネシア帰国華僑から『中国系インドネシア系移民』へ」,『白山人類学』(東洋大学白山人類学研究会) 第11号 pp.121-146 (査読有)
・2007年 「過渡的居場所としての『ベトナム帰国華僑』」,『華僑華人研究』(日本華僑華人学会) 第4号 pp.17-41 (査読有) ★「2007年度日本華僑華人学会研究奨励賞」受賞論文

書評

・2011年 韓敏編『革命の実践と表象-現代中国への人類学的アプローチ』,『文化人類学』76(3) pp.353-356
・2009年 「華人研究的新範式:読劉宏、廖赤陽主編的両本論集」,『華僑華人歴史研究』(北京:華僑華人歴史研究所) pp.77-79
・2008年 「地域研究に視点を置き、ネットワーク論を手段とした華人研究―廖赤陽、劉宏主編の2冊の論文集を通読して」,『華僑華人研究』(日本華僑華人学会) pp.256-261

学会等報告(講演等含む)

・2011年10月21日~10月23日 「生活於日本和中国之間:跨国家庭的生活方式及其制約」,第六届海外人才与中国発展国際学術研討会(主催:湖北省外事僑務弁公室、武漢市外事僑務弁公室、華中師範大学。於華中師範大学)
・2011年6月 “Religious confusion and re-construction of identity A case of Vietnam home-returned overseas Chinese living in overseas Chinese living in overseas farms in Canton” International Conference on Chinese Overseas: Culture, Religions and Worldview(主催:ISSCO/於香港中文大学)
・2010年5月 “To build up a harmony community: A Case Study of the Residents’ Association of Nishiokubo Danchi in Uji-city”  conference of the International Society for the Study of Chinese Overseas(主催:シンガポール理工大学、華裔館/於シンガポール理工大学)
・2010年3月 「帰僑的宗教与群体認同」,「宗教人類学討論会」(主催:中山大学、中国社会科学院/於中山大学)
・2009年5月 「『故郷』与『他郷』:帰僑的認同意識与帰僑網絡的形成」,The Fourth International Conference of Institutes and Libraries for Chinese Overseas Studies(於中国曁南大学)
・2008年7月 “Living in between China and Japan : A Study of ‘Return’”,Workshop on Return Migration in Asia: Experiences, Ideologies and Politics(於National University of Singapore)
・2008年1月 「帰僑認同意識的形成与其変遷」,International Conference on Diaspora Studies: The Cases of Korean and Chinese Diasporas(Nanyang Research Institution of Xiamen University, China and Research Group for Global Korean Business & Culture at CNU) 於廈門大学南洋研究院

受賞歴

・2008年11月 「2007年度日本華僑華人学会研究奨励賞受賞」

研究プロジェクト

1. 代表者 国立民族学博物館共同研究(若手)(H23-H25)「帰還移民の比較民族誌的研究――帰還・故郷をめぐる概念と生活世界」
2. 代表者 愛知大学国際中国学研究センター共同研究事業(H21.4‐H24.3)。「<和諧社会>との対話:文化的公民権から見た華南における周縁的グループ」
3. 分担者 基盤研究(B・一般)(H24-H27)「20世紀アジアの国際関係とインドネシア華人の移動」(代表者:北村由美)
4. 分担者 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究(H23-H25)「多元的想像・動態的現実としての<華人>をめぐる研究」(代表者:津田浩司)

所属学会

・日本文化人類学会
・日本華僑華人学会
・日中社会学会


静岡県立大学グローバル地域センター研究員