日置史郎(HIOKI Shiro)

アジア経済論(中国経済論)専攻。1994年東北大学博士前期課程修了(経済学修士)、2000年中国人民大学農業与農村発展学院修了(管理学博士)。東北大学助教授、中国社会科学院工業経済研究所客員研究員、イリノイ大学アルバナシャンペーン校地域経済学応用研究所(REAL)客員研究員を経て、現在、東北大学大学院経済学研究科教授。

業績

【著書】
日置史郎「中国多地域間産業連関モデルにおけるモデル選定と地域間交易推計」(岡本信広編著『中国の地域間産業構造:地域間産業連関分析(Ⅱ)』,日本貿易振興会アジア経済研究所, 2003年3月,58~81頁)。
日置史郎「中国の市場分断:既存研究の吟味と現状をめぐる考察」(岡本信広編著『中国の地域間産業構造:地域間産業連関分析(Ⅱ)』,日本貿易振興会アジア経済研究所, 2003年3月,共著[3
],120~165頁)。
Multi-regional Input-Output Model for China 2000. Institute of Developing Economies/Japan External Trade Organization, March, 2003, Co-authored with 5 co-authors, pp.1-177.
日置史郎「工業化の空間的側面」,加藤弘之・上原一慶編著『中国経済論』,ミネルヴァ書房,2004年4月,127~147頁。
Shiro Hioki, “The Magnitude of Interregional Input-Output Spillover Effects in China and its Implication to China’s Uneven Regional Growth,” in Nobuhiro Okamoto and Takeo Ihara (eds.) Spatial Structure and Regional Development in China: Interregional Input-Output Approach, Palgrave-Macmillan,2005,pp.154-177. 
Shiro Hioki and Nobuhiro Okamoto, “How have China’s Intra- and Inter-regional Input-Output Linkages changed during the Economic Reform?” in Nazur Islam ed. [co-authored with 16 co-authors] Resurgent China : Issues for the Future. Palgrave-Macmillan, 2009.
日置史郎・岡本信広「改革開放期の地域産業連関の変化」(ナズール・イスラム、小島麗逸編[16名の共著者との共著]『中国の再興と抱える課題』,勁草書房,2009年3月,153~191頁。
日置史郎「地域開発政策の展開と産業・人口の集積」(加藤弘之・上原一慶編著『現代中国経済論』、ミネルヴァ書房、2011年3月、101~120頁。
加藤弘之・日置史郎編著(2012)『中国長江デルタ産業集積地図』早稲田大学現代中国研究所(WICCSシリーズno.7)、全303頁。
日置史郎(2012)「長江デルタの産業集積-集積度と集積要因の分析を中心に-」加藤弘之編著『中国長江デルタの都市化と産業集積』(神戸大学研究叢書)勁草書房、pp.113-137。
【論文】
日置史郎「中国の地域格差と沿海地域から内陸地域への浸透効果:地域間産業連関分析による一考察」,『比較経済体制学会年報』第41巻1号,2004年1月,単著,査読有り,27~38頁。
Nobuhiro Okamoto, Y.Zhang, S.Hioki, T.kanazawa and K.Zhao, A Method for the construction of interregional input-output model for China 2000,The Journal of Econometric Study of Northeast Asia,Vol.5 No.2, 2005,査読有り,pp.23-36.
Shiro Hioki, G.J.D.Hewings and N.Okamoto, Identifying the Structural Changes of China’s Spatial Production Linkages Using a Qualitative Input-Output Analysis. The Journal of Econometric Study of Northeast Asia, Vol.6 No.2,2009, 査読有り,pp.25-48.
日置史郎「中国江蘇省における産業集積の立地パターンに関する一考察:郷鎮レベル統計を用いた分析」,研究年報『経済学』(東北大学)第70巻第2号,2009年7月,寄稿論文,pp.47-65。

【翻訳書】
1.魏後凱・賀燦飛・王新(日置史郎 訳)『中国における外資系企業の立地決定と公共政策』(中国語原本『中国外商投資区位決策与公共政策』,商務印書館),日本僑報社,1~322頁,2009年10月。

【雑誌小論やディスカッションペーパー】
1.Identifying the Structural Changes of China's Spatial Production Linkages using a Qualitative Input-Output Analysis (Coauthored with G.J.D.Hewings and N.Okamoto), Working Paper, the Regional Economics Applications Laboratory, May 2005,University of Illinois at Urbana-Champaign.
2. How have China's Intra- and Inter-regional Input-Output Linkages Changed during the Economic Reform? (Co-authored with Nobuhiro Okamoto), Jan. 2006, Working paper, the International Center for the Study of East Asian Development, Kitakyusyu.
3.「中国製造業の集積度と立地パターン-江蘇・浙江・広東三省の事例から」(Tohoku Economics Research Group Discussion Paper No.254, 2010年3月)
4.「中国における産業集積の立地パターン-江蘇省の郷鎮レベルの分析を中心に」(Tohoku Economics Research Group Discussion Paper No.255, 2010年3月)
5.「中国の産地企業からみた産業集積の利便性-浙江省北部の繊維・服装産地の事例を中心に-」、黄磊との共著、(Tohoku Economics Research Group Discussion Paper No.267, 2011年7月)
6. 日置史郎(2012)「長江デルタの産業集積」日本貿易振興機構・アジア経済研究所『アジ研ワールドトレンド』No.197、pp.12-15.
【書評】
1.上原一慶編著『躍動する中国と回復するロシア:体制転換の実像と理論を探る』(高菅書房)、『現代中国研究』第19号(2006年10月)
2.蔡昉 編著『中国の人口・労働問題報告No.8:ルイス転換点とその政策的挑戦』(社会科学文献出版社)、『比較経済研究』第45巻第1号(2008年1月)
3.梶谷懐『現代中国の財政金融システム』(名古屋大学出版会)、『国民経済雑誌』2013年度5月号。

【学会などでの報告】
1.「中国の地域間産業連関」,第43回比較経済体制学会全国大会第4分科会報告,2003年6月,単独,東京大学。
2.「中国多地域間産業連関モデルの構築とその応用可能性」,第2回中国経済学会全国大会報告,2003年6月,1名の共同報告者との共同報告,東京経済大学。
3.「日中共同による中国地域間産業連関表の推計について」,中国社会科学院日本研究所主催の日中青年学者研討会,2003年12月,単独,北京。
4.Identifying the Structural Changes of China’s Spatial Production Linkages Using the Minimal Flow Analysis, REAL Research Seminar, University of Illinois at Urbana-Champaign, 単独,2005年2月.
5.Identifying the Structural Changes of China's Spatial Production Linkages using a Qualitative Input-Output Analysis, 比較経済体制学会第4回秋季大会第2分科会報告,単独,2005年10月,明治大学。
6.How have China's Intra- and Inter-regional Input-Output Linkages changed during the Economic Reform? The International Center for the Study of East Asian Development workshop on Recent Economic Growth in China, 共同報告者1名との共同報告,2006年1月と6月(2回)北九州市。
7.「中国における産業集積の立地パターン」(アジア政治経済学会2009年度西日本大会、自由論題第1セッション報告、単独、2009年6月、名古屋大学。
8. 「中国製造業の集積度と集積の立地パターン」(比較経済体制学会2009年度秋大会、第四分科会、単独、2009年10月、立命館大学。
9. 「中国経済の中長期的変化と日系企業-労働力不足の問題を中心に-」(国際シンポジウム「世界金融危機後の東アジア経済:内生的イノベーション創出に向けた人材育成の可能性を探る」における報告、単独、2010年2月)
10.“How have China’s intra- and inter-regional linkages changed during the reform,”国際コンファランス “The First China-Japan Joint Conference on Economic Growth”における報告、単独、2010年10月、東南大学(中国南京市)。
11. 「中国の産業集積をめぐって:集積度、利便性、生産性」(招待講演、「日中経済事情をめぐる実証研究講演会」、単独、2011年3月、中国人民大学商学院(中国北京市)。
12.「中国の産地企業からみた産業集積の利便性:浙江省北部繊維・服装産地の調査に基づいて」(比較経済体制学会第51回全国大会の自由論題、黄磊との共同報告、2011年6月、神戸大学)
13.「中国の産業集積の集積要因:浙江省の繊維・アパレル産地の事例から」(中国経済学会第10回全国大会、黄磊との共同報告、2011年6月、日本大学)
14.「中国における産業集積と集積の経済」アジア政経学会東日本大会、2013年10月12日、早稲田大学

【その他】
[科研費など(研究代表を務めたもの)]
1. 科学研究費補助金(若手B)(2002~2003年,課題番号:14730035)
2. 文部科学省在外調査研究員(2003年~2005年,中国・米国)
3. 科学研究費補助金(基盤研究C)「省別産業連関表による中国の地域経済発展に関する実証研究」、日置史郎、単独、2550千円(2008~2009年、直接経費のみ)、(2008年[~2011年],課題番号20530231)
4. 科学研究費補助金(基盤研究B)「高度化する中国産業集積の研究:空間経済学とエリアスタディの融合的アプローチ」、研究代表者、(2012~2015年、課題番号2433072、直接経費計12,900千円。
[所属学会]
アジア政経学会、中国経済学会、比較経済体制学会