阿古 智子(AKO Tomoko)

東京大学大学院総合文化研究科准教授・博士(Ph.D.)。1994年、大阪外国語大学外国語学部中国語学科卒、1996年名古屋大学国際開発研究科修士課程修了、2003年香港大学教育学系Ph.D. (Doctor of Philosophy)取得。駐中国日本大使館専門調査員(2001年-2003年)、姫路獨協大学外国語学部中国語学科助教授(2003-2006年)、学習院女子大学国際文化交流学部准教授(2007年-2009年)、早稲田大学国際教養学術院准教授(2009年-2012年)を経て現職。単著『貧者を喰らう国−中国格差社会からの警告』(新潮社、2009年)のほか、主な研究論文として、「文明の衝突としての米中関係-中国人のアイデンティティの変容」(畠山圭一編著『中国の安全保障とアメリカ』晃陽書房、2010年6月)、「農村社会の凝集力-湖北省S県の「公共生活」をめぐる事例研究」(菱田雅晴編『中国基層からのガバナンス』法政大学出版局、2010年)、「エイズ問題から捉える中国の政治社会変動」(天児慧編『アジアの非伝統的安全保障II 中国編』勁草書房、2011年12月)、「中国の「公民社会」と民主化の行方-曲折するソーシャルメディアと政治制度改革の関係-」(No. 168、『国際政治』2012年5月)などがある。

著書

2012年9月 「土地と戸籍―社会秩序の安定剤か?」毛里和子・園田茂人編『中国問題 キーワードで読み解く』89-115頁
2012年7月 「現代中国の政治・社会変動」浅野亮、川井悟編著『概説近現代中国政治史』ミネルヴァ書房
2012年6月 「中国の「公民社会」と民主化の行方」日本国際政治学会編『市民社会からみたアジア』日本国際政治学会
2012年3月「中国における労働問題」浦田秀次郎、金ゼンマ編著『グローバリゼーションとアジア地域統合』勁草書房
2012年2月 「中国のNGO職員の政治意識は革新的か」菱田雅晴編著『中国共産党のサバイバル戦略』三和書籍
2011年 6月 マーク・ブレイ、ボブ・アダムソン、マーク・メイソン/編著 杉村美紀、大和洋子、前田美子、阿古智子/訳『比較教育研究-何をどう比較するか』SUP上智大学出版
2011年 「“もう援助はいらない!”――農業灌漑から老人協会に転換したプロセスとは?」山口しのぶ・毛利勝彦・国際開発高等教育機構編著『ケースで学ぶ国際開発』東信堂
2011年 「他者と出会い、自己を模索するエスノグラフィーの旅-中国の学校、コミュニティ、工場での経験から-」鴨川明子編著『アジアを学ぶ 海外調査研究の手法』勁草書房
2011年 「エイズ問題から捉える中国の政治社会変動」天児慧編著『アジアの非伝統的安全保障II 中国編』勁草書房
2010年 「文明の衝突としての米中関係-中国人のアイデンティティの変容」畠山圭一編著『中国の安全保障とアメリカ』晃陽書房
2010年 「農村社会の凝集力-湖北省S県の「公共生活」をめぐる事例研究」菱田雅晴編『中国基層からのガバナンス』法政大学出版局
2009年 「解説 険しい法治への道のり」陳桂棣・春桃著『発禁「中国農村調査」抹殺裁判』朝日新聞出版
2009年 『貧者を喰らう国』新潮社
2008年 「中国農村における権力構造と関係ネットワーク―基層をめぐる政治・社会力学に着目して―」西村成雄・許衛東編『現代中国の社会変容と国際関係』汲古書院(3章担当)

論文

2012年7月 Patterns of Social Capital Observed Through Land and Water Use In a Farming Village in China’s Central Region. The Journal of Contemporary China Studies, No. 1, p.97-112.
2012年5月 「中国の「公民社会」と民主化の行方―曲折するソーシャルメディアと政治制度改革の関係―」日本国際政治学会、No. 168、『国際政治』
2012年5月 「日本企業が直面する“黒社会・中国”でyahooの新たなリスク」『ウェッジInfinity(ウェブマガジン)』http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1861
2012年5月 「巨額汚職か、冤罪か:中国の家具王・馮永明の行く末は?」『ウェッジInfinity(ウェブマガジン)』http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1894
2012年7月 「「言論の自由」のために闘う中国の弁護士・浦志強」『ウェッジInfinity(ウェブマガジン)』http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2087
2011年12月 「中国リスク・経済格差と民主化:不満封じ込め“警察国家化”の不安」『エコノミスト』毎日新聞社、33頁
2011年 11月 「暴力装置の増殖を生む「安定維持」」『東亜』8-9頁
2011年 11月 「金・コネが蔓延 腐敗だらけの中国教育事情」『ウェッジ Infinity (ウェブマガジン)』http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1561
2011年 9月 「農村を見れば中国の未来が見える」『ウェッジIntinity(ウェッブマガジン)』http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1561
2011年 8月 「「黒」を制し「赤」を煽る中国・重慶市」『ウェッジInfinity(ウェブマガジン)』
2011年 8月 「「唱紅打黒」論争が映し出す中国社会の限界」『東亜』8-9頁
2011年 5月 「農村を破壊する土地政策」『東亜』8-9頁
2011年 4月 「在中東動乱中飄揺的中国民主之路」『国際関係研究』(香港国際問題研究所)No.1、91-93頁(中国語)
2011年 3月 「沈旭睴論文・解題」『中国現代史研究会』Vol. 28、134-136頁
2011年 2月 「重慶市経済改革の行方に注目」『東亜』8-9頁
2011年1月 「重慶モデルで中国の都市―農村間格差は解消できるのか」『外交』No.5、64-70頁
2010年 11月 「知識民工の苦悩」『東亜』521、8-9頁
2010年 8月 「経済発展で変わる中国の出産・育児」『東亜』518、8-9頁
2010年 5月 「セックスワーカーの目から見る上海万博」『東亜』515、8-9頁
2010年 4月 「現代中国における維権(権利擁護)運動-その実態と影響」『国際問題』590、15-25頁
2010年 3月 “China's Floating Population and Issues of Human Rights in a Globalizing Economy”, East Asia and the United Nations: Regional Cooperation for Global Issues,pp.68-83.

書評

2011年 8月 「書評 翰光『亡命 遥かなり天安門』」『日本経済新聞』
2011年 5月 「書評 ピーターへスラー著『疾走中国 変わりゆく都市と農村』」『東洋経済5月14日号』6324、108頁
2011年 5月 「書評 ピーター・へスラー『中国疾走』」『日本経済新聞』
2010年 7月 「書評・高橋五郎著『農民も土も水も悲惨な中国農業』」『現代中国研究月報』747
2010年 7月 「書評 L.リチャーズ著『質的データの取り扱い』愛知大学現代中国学会編」『中国21』33
2010年 3月 「書評 園田茂人『不平等国家中国-自己否定した社会主義のゆくえ-』」『現代中国研究』No. 26、85-89頁
2010年 「書評 植村広美著『中国における「農民工子女」の教育機会に関する制度と実態』」『比較教育学研究』180-182頁

学会等報告

2011年 11月11日 「ネット世論の高まりにみる中国の「民主」 China’s Democracy Looked Through the Groundswell of Public Opinion on the Internet」日本国際政治学会
2010年 2月 “Human Rights Issues of Migrant Workers in China”The 6th Annual Workshop for Young Human Rights Activists The Role of Youth in Promoting Human Rights in Asia
2009年 12月“China's "Floating" Population and Issues of Human Rights in a Globalizing Economy”東アジアと国連:グローバルイッシューへの地域協力を求めて(日本国際連合学会・韓国国際連合学会)
2009年 10月「中国のエイズ問題をめぐる官民の攻防-都市・農村の断裂を繋ぐ政治参加の可能性を探る」アジア政経学会


早稲田大学 研究者データベース