徐 顕芬(XU Xianfen)

中国・華東師範大学歴史学部教授。専門は、日中関係、アジア国際関係。1999年中国・南開大学日本研究中心で博士号(歴史学)取得、2009年早稲田大学政治学研究科で博士号(政治学)取得。早稲田大学政治経済学術院助手、同大学アジア研究機構現代中国研究所客員講師(専任扱い)を経て、2012年4月より現職。

著書

2011年11月、『日本の対中ODA外交:利益・パワー・価値のダイナミズム』、勁草書房。

共編著

2012年3月、『東アジアにおける二つの「戦後」』(松村史紀・森川裕二との共編著、総277頁)、国際書院。第7章「日米安保体制の再定義と中国――擬似的脅威の形成」、207-237頁執筆。
2011年5月、『東アジアの立体像と中国』(松村史紀・森川裕二との共編著、総210頁)、早稲田大学現代中国研究所。第5章「中国の同盟観――なぜ同盟を組まないか」、137-158頁執筆。
2010年3月、『二つの「戦後」秩序と中国』(松村史紀・森川裕二との共編著、総196頁)、早稲田大学現代中国研究所。第5章「中国と日米安保体制の再定義」、117-141頁執筆。
2008年10月、『日本人是天生勤奮的嗎――日本社会経済発展的啓示』(朱建栄監修、王雪萍との共編著、『日本人の勤勉さは生まれつきのものか――日本社会・経済の発展の啓示』)、世界知識出版社。第6章「如何尋求対外援助的最大功効――日本ODA的経験与教訓」(如何に対外援助の最大効果を実現させるか――日本のODAの経験と教訓)、101-118頁執筆 (中国語)。

共著

2012年9月、『中国問題 キーワードで読み解く』(毛里和子・園田茂人編)、東京大学出版会、第8章「対外援助――「内政不干渉」のレトリックを解読する」、215-246頁執筆。
1996年6月、『日本帝国的興亡』中巻(宋志勇他共著、『日本帝国の興亡』中巻)、世界知識出版社。第21章「東方会議」、659-694頁執筆 (中国語)。

訳書

2009年2月、中国語訳『中日関係――従戦後走向新時代』(毛里和子著『日中関係――戦後から新時代へ』岩波新書、2006年)、中国社会科学文献出版社、総237頁。

論文

2011年12月、「言語資源から見る日本の教育・研究現場――東アジア多言語・複言語コミュニケーションの実態調査(1)」(砂岡和子と共著)、『教養諸学研究』第百三十一号、21-46頁。
2008年4月、「日中特殊論と西側協調論の間――対中第三次円借款の凍結及び再開の決定要因」、『早稲田政治公法研究』第87号、111-126頁。
2007年3月、“The Study on Sino-Japanese Relations in Japan and China, 1990-2005” Modern Asian Studies Review, The Toyo Bunko, Vol2, pp.79-113.
2006年4月、「エネルギー分野における日中関係――1980年代の協調関係」、『早稲田政治公法研究』第81号、151-195頁。
2004年3月、「第一次対中円借款をめぐる日中両国の政策決定要因分析」、『東瀛求索』2003年巻、202-233頁(中国語)。
2001年3月、「日米経済摩擦と通商法」、『日本研究論集5』、20-42頁(中国語)。
1999年9月「日米経済の相互依存と摩擦」、『日本学刊』1999年第5期、63-76頁(中国語)。
1999年7月、「日米経済問題の“政治化”」、『日本問題研究』1999年第3期、1-7頁(中国語)。
1994年10月「日本の高齢化問題および国際的比較」(王振鎖と共著)、『日本問題研究』1994年第4期、54-59頁(中国語)。
1994年7月「中日企業文化特徴の比較」、『現代日本』1994年第3期、29-32頁(中国語)。

研究プロジェクト

2012年9月~2015年12月、東方歴史学会基金助成費、研究課題名:「冷戦期日本日中関係外交文書収集及び編訳」
2011年4月~2014年3月、科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金、若手研究B、課題番号:23730174)、研究課題名:「中国の対外援助の政策目的およびその効果――日本のODAと比較して」
2007年4月~2008年3月、早稲田大学特定課題研究助成費(課題番号:2007B‐007)、研究課題名:「日中関係の対立と協調の構造――日本の対中ODAを事例として」
2006年4月~2007年3月、早稲田大学特定課題研究助成費(課題番号:2006A‐805)、研究課題名:「日中関係における歴史認識問題――1985年中曽根首相靖国神社参拝問題を事例として」

人間文化研究機構(NIHU)地域研究推進事業現代中国地域研究プログラムの対外発信事業『日本当代中国研究』(中国語で刊行、12本の論文と12本の書評から構成する。2009年版、2009年10月発行;2010年版、2010年10月発行;2011年版、2011年10月発行)の企画、編集、刊行。当該刊行物はNIHU現代中国HP: http://china-waseda.jp/index.html から全文閲覧可能。